天誅！　内容証明

内容証明の作成

内容証明郵便を作成するには自分で作るか、誰か（行政書士等）に作ってもらうかのどちらかになります。

内容証明を誰かに作ってもらうとしたら、その道のプロに頼むのが一番良いのではと思います。一般には行政書士に頼む方が多いようです。

相場的には１００００円から２００００円くらいでしょうか。

行政書士にも色々専門分野がありますから内容証明郵便を得意としている行政書士を探すのが重要です。

もちろん司法書士、弁護士に依頼するのもいいと思います内容証明だけではすぐに解決が難しそうな案件はその後、裁判へと発展する可能性が高いのであらかじめ司法書士、弁護士に頼むべきかと思います。

報酬はやはりというか行政書士より幾分高めの設定が多いようです。

行政書士に頼むことのメリットはまずは報酬がお安めの設定になっているということこの点は大きいですね。

そして事前の相談で法律的な見地から最適と思われる方向性を提示してくれるということにあると思います。

この法律相談。有料のところと無料のところと事務所によって異なりますので、この点もよく確認してください、

じぶんでつくるとしたらどんな感じになるでしょうか？

まずは内容証明という言葉に身構えないで下さい。

内容証明とは郵便（手紙）の一種であることは既に述べました。

内容証明を作るには特別な資格が要るわけではありません。所詮手紙なのだからぐらいの気持ちで結構だと思います。そう思ってしまえば気が楽になるでしょう？普通に書けばいいんです。

言いたいことだけ伝えたいことだけ簡潔に書けばいいんです。それで十分です。

ただ気を付けていただきたいことは内容証明を書く必要のある場面というときはたいてい大なり小なり法律に基づいての主張となることが多いということです。

つまり、何らかの請求なり、要求なり、意思表示なり　それをするにはどんな法律的根拠があって、その法的根拠をどう上手く自分に有利な展開にことが運ぶよう主張するかが大切だということ。

そのために内容証明郵便を書く人にはそれなりの法律的知識と応用力が要求されるということです。

法律に全く反する要求をしても何の意味も成さないのは当たり前ですよね。

大家さんが入居者に突然来月から家賃を５割値上げするからしっかり払えよと内容証明を撃ってもこれが認められるケースはほとんど無いですよね。

実際には。あんまりにも法外な主張は突っぱねられればそれまでです。場合によっては逆効果にもなりかねません。

でもこれがもし過去の判例や周辺の相場状況との差、そして値上げまでの相当の猶予期間固定資産税の推移状況等々総合的に判断しての主張であって、その主張にはこのような法的根拠があります。とやると少し様相が変わるのではと思われます。

闇金業者に過払い分の金利返還請求をしようとしてもやはり貸金業法や出資法の知識が必要です。

クーリングオフにしてもそのクーリングオフを行うにあたっての法的知識がないと全然お門違いの主張では意味がありません。

そういったことを考えるとやっぱり法律の専門家に頼むほうがいいかもという気がしてきます。